認定制度
更新日時:2019年7月30日

 認定制度 研修カルキュラム

 カリキュラム修了証書様式

Word形式 PDF書類


認定制度のプログラムについて
日本禁煙学会研修カリキュラム

 本学会専門指導者制度は、日本の人々がより高い水準の禁煙治療や禁煙・防煙教育を受けられることで、国民の健康・福祉に貢献することを目的としている。本研修カリキュラムは、研修途上にある者がめざすべき到達目標を設定したものである。カリキュラムは研修病医院あるいは研修関連病医院にておこなう。
   カリキュラムの大綱を以下に示す。各項目については研修レベルを段階表示した。
1.A、Bは知識のレベルで達成目標である。
 A:内容を詳細に理解している。
 B:内容を概略理解している。
2.a, bは理解・実施・活用できる能力のレベルあるいは症例の受け持ち経験のレベルを示す。
 a :独立して完全に実施できること。
 b :見学も含めて経験すること。
 
 
(1)喫煙の医学
1.タバコ煙の成分
 A.タバコ煙にするための成分
 B.依存症に含まれる成分
A
2.能動喫煙による疾患
 A.喫煙と寿命
 B.悪性腫瘍
 C.循環器疾患
 D.脳血管障害
 E.COPD(
慢性閉塞性肺疾患
 F.その他の肺疾患
 G.糖尿病
 H.消化器疾患
 I.肝・膵疾患
 J
.腎疾患
 M.アレルギー疾患
 L.産婦人科疾患
 M.子どもへの影響
 N.認知症、精神疾患
 O.皮膚科および形成外科的疾患(スモーカーズフェイス)
 P
.耳鼻咽喉科疾患
 Q.歯周疾患
 R.スポーツとタバコ
Ab
3.受動喫煙による疾患
 A. 受動喫煙の影響
 B. 化学物質過敏症
L. 産婦人科疾患
 C. PM2.5と受動喫煙
 D. 受動喫煙症の診断、治療、予防
 E. 受動喫煙防止による効果
Aa
II. 禁煙の医学
1.総論
 A. 喫煙率の推移
 B. 禁煙治療の意義(一般診療・健康診断での勧奨)
 C. やめ方の基本原則
Aa
2.禁煙の心理学
 A. タバコの依存性
 B. 禁煙の心理学:1認知行動療法
 C. 
禁煙の心理学:2動機づけ面接法
Aa
3.薬局・薬店での禁煙指導・支援
 A .薬の種類、副作用・相互作用
 B. 薬局・薬店での禁煙指導
Ab
4.医療機関での禁煙指導・支援
 A. 禁煙外来に必要な物品 Aa
 B. 経口治療薬バレニクリンの効果と副作用 Aa
 C. 保険適用と治療のガイドライン Aa
 D. 5A、5Rなどの指導法 Aa
 E. ニコチン置換療法(NRT)を使った指導法 Aa
 F. バレニクリンを使った指導法 Aa
 G. 子どもに対する禁煙支援 Ab
 H. 女性に対する禁煙支援 Ab
 I. 妊婦に対する禁煙支援 Ab
 J. 精神疾患患者に対する禁煙支援 Ab
 K. 禁煙後の体重増加とその防止 Aa
 L. 歯科における禁煙支援 Ab
 M. 病院・診療所の薬剤師の役割 Ab
 N. 禁煙外来における看護師の役割 Ab
 O. 行政における保健師の役割 Ab
 P. クリニカルパス(医療者用/患者用) Aa
 Q. 外来治療からのドロップアウト防止策 Aa
 R. 治療終了後の再発防止 Aa
 S. 禁煙推進に果たす医師会の役割
III. 世界の潮流と日本の現状
1.総論
 A. FCTCの歴史、NCDなどの世界の
潮流
 B. 禁煙推進に果たす政治の役割
B
2.受動喫煙の防止
 A. FCTC第八条と
世界の潮流
 B. 日本の現状
 C. 大学の禁煙化
 D. サービス産業の禁煙の重要性
 E. 受動喫煙防止の法律
B
3.禁煙教育
 A. FCTC第十二条と
世界の潮流
 B. 幼稚園・小学校・中学校での教育
 C. 高校・大学での教育、成人へ向けた無煙教育
B
4.タバコの値上げ
 A. FCTC第六条と
世界の潮流
 B. 日本の現状
B
5.タバコのパッケージ
 A. FCTC第十一条と
世界の潮流
 B. 日本の現状
B
6.タバコ広告・販売促進活動・スポンサー活動の禁止
 A. FCTC第十三条と
世界の潮流
 B. 日本の現状
 C. 国際条約とタバコ産業のCSR
B
7.各国が守らなねばならないこと
 A. FCTC第五条三項と
世界の潮流
 B. たばこ事業法との矛盾
 C. 医学研究者の利益相反問題
B
 
 

参考書
1.日本禁煙学会:禁煙学、第三版、南山堂、東京、2014
2.イヴィングス:喫煙の心理学、産調出版、東京、2007
3.ミラー他:動機づけ面接法、星和書店、東京、2007
4.ロルニック他:動機づけ面接法 実践入門、星和書店、東京、2010

ページの先頭へ

Copyright © 日本禁煙学会 All Rights Reserved.