学術総会・イベント
更新日時:2024年2月28日New

禁煙治療セミナー

日本禁煙学会禁煙治療と支援委員会

加濃正人(委員長)

飯田真美、川合厚子(副委員長)

青江基、​安陪隆明、大野佳子、倉本剛史、三瓶舞紀子、清水隆裕、長谷川純一、土井たかし、原田隆之、 春名克純

藤原久義、山本蒔子(顧問)

 

第30回禁煙治療セミナー   受付中

※ 2024/2/26 迄にお申し込みされた方は、desk@nosmoke55.jpより

会員:件名「【重要】第30回禁煙治療セミナー 受講票」2/28(水)13:35頃、

非会員:件名「 非会員様【重要】第30回禁煙治療セミナー 受講票」2/28(水)13:36頃に 送信いたしましたのでご確認ください。

2/27以降のお申し込みの方はすぐに 受講票が返信されます。

この後も引き続き、3/16 正午まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は3/17 10時までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。

今回は、喫煙問題の新しい視点について扱います。原田隆之講師は、喫煙行動を心理学的視点から解説し、禁煙を困難にする心理的脆弱性を変容させる方法について論じます。ます。松崎道幸講師は、加熱式タバコを巡る議論を整理するとともに、サードハンドスモークの健康被害について解説します。

○日時(動画公開期間):202432日(土)10:00317日(日)10:00

 

○担当委員:大野佳子、安陪隆明、春名克純、加濃正人

 

○日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

 

○テーマ:喫煙問題の新しい視点

 

○プログラム:(講演時間は予定であり、増減する場合があります)

 ◆講演1(約90分)

   筑波大学人間系教授 原田隆之先生

   「アディクションの認知行動モデル:心理学ではアディクションをどう理解し対処するか」

 

 ◆講演2(約90分)

   道北勤医協ながやま医院院長 松崎道幸先生

   「タバコ対策の新しいパラダイム:加熱式タバコ・サードハンドスモーキングなどをめぐって」

 

 

○要旨:

 ◆講演1 「アディクションの認知行動モデル:心理学ではアディクションをどう理解し対処するか」(原田隆之先生)

 

喫煙を始めとするアディクションは、神経生理学モデル、医学モデル、行動薬理学モデルなどに加えて、心理学的な「認知行動モデル」による理解が重要である。認知行動モデルでは、アディクションは「学習された行動」であるととらえるとともに、それに関連するさまざまな心理的リスクファクターを重視する。そのなかには、ストレスや陰性感情への脆弱性、コーピングスキルや対人スキルの欠如、喫煙に対する認知のゆがみなどの重要性が指摘されている。さらに、アディクションが治療困難な理由としては、心理学ではアディクションが有する「機能」という概念から理解しようとする。したがって、治療においても、これらのリスクファクターや機能を考慮に入れて、それらを変容していくことが重要になる。薬物療法に加えて、このような心理的脆弱性への治療を行わなければ、再喫煙のリスクが高いままとなってしまう。本セミナーでは、喫煙行動の心理学的な理解に加え、心理療法による治療についても具体的に解説したい。

 

 

 ◆講演2 「タバコ対策の新しいパラダイム:加熱式タバコ・サードハンドスモーキングなどをめぐって」(松崎道幸先生)

 

タバコ対策はタバコ産業のフェイク情報とのたたかいの歴史でした。喫煙が病気を起こすことは証明されていないとの主張が破綻すると、両切り紙巻きタバコよりもフィルター付がずっと害が少ないと言い出し、それもウソであると判明しました。これを受けて登場したのが「加熱式タバコ」です。タバコ製品の健康被害のエビデンスが明確になるためには、実は、数十年の期間が必要です。害があるかないかわからない商品を合法的に販売できる現状の法的仕組みに一番問題があるのですが、これまでに明らかになった科学的知見によっても、加熱式タバコ製品が医学的にも公衆衛生学的にも許容できない健康影響をもたらすことを示します。もうひとつ指摘したいのは、紙巻きタバコ使用率が低下中であると言っても、成人の4人に1人が使い続けている紙巻きタバコは、周囲の人々に多くの健康影響をもたらしています。受動喫煙の問題は言うまでもありませんが、とりわけ、サードハンドスモーキング(タバコ臭)で苦しんでいる人々が実に多いことを示します。

 

 

○受講資格・参加費

 以下のいずれかに該当する方

 1) 日本禁煙学会会員(参加費2,000円)

 2) 対人支援職(保健医療従事者、教育関係者等)(参加費4,000円)

 

尚、お申し込み完了されたセミナーの自己都合によるキャンセルは受け付けておりませんのでご了承ください。

 

○申し込み・お支払い方法

※WEB受付受付中

(Web申込みによるPayPal決済になります。PayPalページから印刷できる支払いの明細を領収書に代えさせていただきます。)

 

» 会員用★WEB申し込み

»非会員用 WEB申し込み

 

○申込み締め切り:2024年3月16日(土)正午

○受講方法

申込完了後に動画視聴のためのURL、パスワードをお送りします。公開期間中に動画を視聴ください。(配付資料はURLの中にありますので、ダウンロードください)

○禁止事項

・動画視聴用URLおよびパスワードを申込者以外に知らせる行為

・動画の録画、録音、ダウンロード、写真撮影(スクリーンショットを含む)

・配付資料の他者への譲渡、公開

 

第29回禁煙治療セミナー   終了しました

※ 2023/10/25 迄にお申し込みされた方は、desk@nosmoke55.jpより

会員:件名「【重要】第29回禁煙治療セミナー 受講票」10/26(木)10:16頃、

非会員:件名「 【重要】非会員様 第29回禁煙治療セミナー 受講票」10/26(木)10:23頃に 送信いたしましたのでご確認ください。

この後も引き続き、11/25 正午まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は11/26 10時までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。

今回は、禁煙の面接技法を扱います。担当委員が動機づけ面接および認知行動療法の概観を行ったのち、マインドフルネスの専門家から第3世代認知行動療法の基盤となるマインドフルネスの概念と禁煙治療への応用について解説します。

○日時(動画公開期間):2023年10月28日(土)10:00~11月26日(日)10:00

○担当委員:加濃正人、安陪隆明、青江基、大野佳子、春名克純

○日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

○テーマ:マインドフルネスと禁煙支援

○プログラム:(講演時間は予定であり、増減する場合があります)

◆総論(約20分)

大石クリニック精神科、昭和大学横浜市北部病院禁煙外来 加濃正人担当委員

「総論:禁煙支援に用いる面接技法の全体像~動機づけ面接からマインドフルネスまで」

◆主講演(約150分)

マインドフルネス心理臨床センター代表 小林亜希子先生

「第3世代の認知行動療法:マインドフルネスに基づくアディクションのための再発予防(MBRP)の禁煙治療に対する可能性について」

○要旨:

◆総論 「総論:禁煙支援に用いる面接技法の全体像~動機づけ面接からマインドフルネスまで」(加濃正人担当委員)

ニコチン依存症の心理的依存からの脱却を支援する手段として面接技法がある。面接技法は、臨床経験の積み重ねによってもある程度高められるが、既存理論の系統的学習を行えば、限られた時間での効率的なスキル向上を見込め、我流への迷入を防止できる。心理的依存の要素としては、禁煙への重要度の問題(禁煙するつもりがない)と自信度の問題(禁煙がうまくいかない)がある。前者を解決する代表的な方法が動機づけ面接(Motivational Interviewing;MI)である。逆に、禁煙することが重要だと感じていても自信が持てない患者には、認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy;CBT)が有効である。認知行動療法は単一の技法ではなく、認知や行動についての法則や仮説に基づく一群の技法の総称で、第1世代、第2世代、第3世代に大別される。本講演では、禁煙支援に用いられる、4種類の面接技法[1)動機づけ面接、2)第1世代認知行動療法(行動療法)、3)第2世代認知行動療法(認知行動モデルに基づく認知行動療法)、4)第3世代認知行動療法(マインドフルネスを重視する認知行動療法)]の面接技法の関係や特徴を総論的に紹介する。各論は、小林亜希子講師の講演や、併催される第17回学術総会の関連プログラムをご参照いただきたい。

 

◆主講演 「第3世代の認知行動療法:マインドフルネスに基づくアディクションのための再発予防(MBRP)の禁煙治療に対する可能性について」(小林亜希子先生)

ニコチン、アルコール・薬物などの物質依存に、マインドフルネスに基づく認知行動療法が、アディクションを断ち、再発を防ぐ上で有効であることが近年示されている(Bowen et al. 2013, Brewer et al.,2011)。マインドフルネスに基づくアディクションのための再発予防(Mindfulness Based Relapse Prevention for Addictive Behavior;以下MBRP)は、アディクションへの再発予防論を提唱した精神科医のアランGマーラットらによって2010年にワシントン大学で作成された。プログラムは、カバットジンにより作成されたマインドフルネスストレス低減法(MBSR)と、うつ病に対する再発予防効果が実証されているマインドフルネス認知療法(MBCT)に加え、再発予防論の枠組みを加えたプログラムを組み合わせて作成された。従来の再発予防論では、渇望を引き起こす引き金を避けるアプローチが主流であったが、MBRPでは、引き金を同定し、その感覚と共にいながら衝動に巻き込まれず、各種の瞑想技法を通じて「苦痛な感覚を観察する」「身体のメッセージに気づく」「渇望の背景にあるニーズに気づく」という根本的なセルフケアが実践できるようにサポートしていく点が画期的である。自動操縦状態でアディクションに陥るのではなく、根本的なセルフケアができるようになることで、再発予防の効果が高まる。本講演では、MBRPについての概要と、日本で筆者らが実施した際のエビデンスについて、また今後の禁煙支援におけるマインドフルネスの可能性について言及していく。

第28回禁煙治療セミナー   終了しました

※ 2023/3/8 15:00迄にお申し込みされた方は、desk@nosmoke55.jpより

会員:件名「【重要】会員様【第28回禁煙治療セミナー 受講票】」3/8(水)16:50頃、

非会員:件名「 非会員様【第27回禁煙治療セミナー 受講票】」3/8(水)17:00頃に

送信いたしましたのでご確認ください。

送信エラーになった方は日本禁煙学会のtcML用のgmailで再送を3/8 17時頃に送信済です。(@gmail.com   のアドレスは tcjstc です)

この後も引き続き、3/25 正午まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は3/26 10時までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。

今回は、担当委員が依存症の病態を整理したうえで、禁煙治療の専門家であると同時に糖尿病、アルコール依存症の専門家でもある講師2名から、病態の共通性に基づいた治療・支援の方法論について解説をいただきます。

○日時(動画公開期間):2023年3月11日(土)10:00~3月26日(日)10:00

○担当委員:春名克純、青江基、大野佳子、加濃正人

○日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

○テーマ:他病態治療と禁煙治療・支援の共通点

○プログラム:(講演時間は予定であり、増減する場合があります)

◆総論(約15分)

宇治おうばく病院 内科 春名克純担当委員

「依存症の病態仮説について」

◆講演1(約90分)

東京都済生会中央病院糖尿病内分泌内科、野村総合研究所 統括産業医 村田千里先生

「糖尿病の治療と禁煙治療」

◆講演2(約90分)

成精会刈谷病院 刈谷アディクションセンター長 菅沼直樹先生

「タバコとアルコール - 依存症治療の見取り図

○要旨:

◆総論 「依存症の病態仮説について」(春名克純担当委員)

今回は「他病態患者支援と禁煙支援の共通点」ということで糖尿病患者支援、アルコール依存症患者支援と禁煙支援の共通点についてお二人の先生方にご講演いただきます。いずれも、喫煙と共通の問題を抱えていて難渋することが多い病態と思われます。そういった困難な患者さんへの支援に纏わる方法論をご教示いただくことによって、禁煙支援にも新たな発見が得られるのではないでしょうか。

2022年12月現在、内服禁煙補助薬のバレニクリン(チャンピックス)の出荷停止が続いており、国内では保険適応の薬物治療としてはニコチン代替療法(NRT)しか選択肢がありません。また、「保険診療における禁煙治療で薬剤の使用は必須ではありません」との『禁煙治療のための標準手順書 第8.1版』の追記が示す如く、精神療法・カウンセリングの役割がこれまで以上に重要視されるようになってきています。

本動画では「他病態患者支援と禁煙支援の共通点」の総論として、依存症一般に関しての病態仮説を概観することで日々の禁煙支援に役立てたいと考えています。

◆講演1 「糖尿病の治療と禁煙治療」(村田千里先生)

悪性新生物、肺炎、脳心血管疾患は日本人の死亡原因の上位を占め、喫煙と糖尿病はそれぞれ独立した因子として関与する。さらに喫煙は糖尿病の発症・血糖値の増悪を招き、網膜症・腎症など合併症の進展を早める。糖尿病患者では禁煙が基本となる。

禁煙時の体重増加は大きな懸念の一つであるが、糖尿病を持つ患者が禁煙する場合も同様である。しかしながら糖尿病の治療に欠かせない食事療法・運動療法の知識は禁煙後の体重マネージメントに際して強みとなる。

また糖尿病の治療と禁煙治療には共通点が多い。患者さん自身が治療の主役であること、その際に「頭ではわかっているが行動が伴わない」ことが障壁となること、結果が思うように出ないと自分が悪いせいだと思い込む傾向がある、など、である。いずれも「動機づけ面接」で患者さんと会話を進めることが助けとなる。

◆講演2 「タバコとアルコール - 依存症治療の見取り図」(菅沼直樹先生)

タバコも酒も合法的に販売される依存性薬物であり、その健康および社会への影響はともに甚大である。両者は共通の脳内メカニズムを持ちながらも、その影響は様々な場面で異なった表現型となって現れる。

アルコールは酩酊を伴い、失職、家庭崩壊、顕著な離脱症状や精神病症状など社会的破綻を引き起こす。一方タバコは基本的には意識変容を伴わず、その精神症状としては喫煙に関する認知のゆがみに限局され、純粋に依存症のみ引き起こすという点で特異である。

喫煙対策とは依存症対策である。禁煙治療・支援者はアルコール対策の視座を持つことで、依存症理解に新たな視界が開けるとともに支援の質も変わってくることだろう。なにより、われわれアルコール依存症の治療者にとっては、この困難な病気への理解者、協力者が得られればありがたい。

今回の講演では、WHOが勧奨するアルコール健康政策SBIRT(エスバート)やSBIRTS(エスバーツ)、日常業務の中で活かせる具体的な取り組みについてもお話ししようと思う。

第27回禁煙治療セミナー   終了しました

※ 2022/10/26 13:00迄にお申し込みされた方は、desk@nosmoke55.jpより 

会員:件名「【重要】会員様【第27回禁煙治療セミナー 受講票】」10/27(木)11:10頃、

非会員:件名「 非会員様【第27回禁煙治療セミナー 受講票】」10/26(水)16:30頃に

送信いたしましたのでご確認ください。

送信エラーになった方は日本禁煙学会のtcML用のgmailで再送を10/29 16時過ぎに送信済です。(@gmail.com   のアドレスは tcjstc です)

この後も引き続き、11/19 正午まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は11/20 10時までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。

今回は、担当委員が禁煙外来・禁煙支援の現状を整理したうえで、禁煙支援の職種間連携について医師、看護師、心理師の各職種の立場から理論的、実践的な解説をいただきます。

 

日時:日時(動画公開期間):2022年10月30日(日)10:00~11月20日(日)10:00

担当委員:土井たかし、三瓶舞紀子、加濃正人

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

テーマ:さまざまな職種の禁煙支援と連携

プログラム:(講演時間は予定であり、増減する場合があります)

◆総論(約15分)土井たかし担当委員

「禁煙外来の現状~保険診療、自由診療、オンライン診療、アプリ治療など~」

◆講演1(約60分)清水隆裕先生

「禁煙支援における職種間連携 医師の立場から」

◆講演2(約60分)谷口千枝先生

「禁煙支援における多職種連携~看護師の立場から~」

◆講演3(約60分)三瓶舞紀子先生

「禁煙支援面接の実際~心理師の立場から~」

要旨:

◆総論 「禁煙外来の現状~保険診療、自由診療、オンライン診療、アプリ治療など~」

タバコフリー京都(NPO法人京都禁煙推進研究会)、どいクリニック 土井たかし担当委員

2006年から保険適応になった禁煙外来ですが、現在、内服禁煙補助薬のバレニクリンが出荷停止になっており、ニコチン置換療法に関わるパッチ製剤も潤沢に提供されているとは言えず、苦労されている方も多いと思います。また、従来の紙巻きタバコに加え加熱式タバコ使用者が増えていることで、呼気一酸化炭素濃度で喫煙の有無をチェックできないなど様々な課題があります。

施設基準や対象患者の基準などがある保険適応に加え、健康保険者などと協働して行う自費での禁煙外来、オンライン診療の適応や心理的依存に対応し禁煙成功率を高めてくれる新しいアプリによる治療などについて改めて整理してお伝えし、内服禁煙補助薬が出荷されて禁煙外来が正常化されるのに備え、個人の力量だけでなく医療関係各職種が連携しより多くの方に豊かな人生に繋がる健康的な生活を取り戻してもらえるための一助になるセミナーを目指したいと思います。

◆講演1 「禁煙支援における職種間連携 医師の立場から」

社会医療法人敬愛会ちばなクリニック健康管理センター医長 清水隆裕先生

医療現場において医師が果たすべき役割は幅広く、望むも望まないも拘わらず中心的な役割を担う場面が多い。むろん、禁煙治療においてもその例外ではなく(特に法的な意味において)医師がいなければ禁煙治療は成り立たない。こと、治療適応の判断や、治療薬の選択などは医師のみに許されている。

一方で、他の治療がそうであるように、禁煙治療においても医師がそのすべてを担う必要はない。医師に限らず、それぞれ業務の得手・不得手があり、治療効果を最大限に高めるためには、多職種が連携して、各々の得意分野で治療効果を発揮できるように努めていく必要がある。すなわち、目標の共有と、役割分担である。

加えて、とくに禁煙治療においては、看護師や心理職者にゆだねる範囲も大きく、ときに医師は、他者の得た治療効果を阻害しないように努めることもまた重要な要素となる。そのとき、医師が何に注意をし、何を心掛ければ、より治療効果を高めることが期待できるのか。医師の立場から考えてみたい。

◆講演2 「禁煙支援における多職種連携~看護師の立場から~」

愛知医科大学看護学部 成人看護学 准教授 谷口千枝先生

医療を取り巻く環境は,医療技術の高度化,少子高齢化の進展,医療提供の場の多様化等により,ますます複雑になっています。また,世の中は医療に対し安心・安全を重視するとともに,量よりも質に重きを置いた医療ニーズが高まっています。そのような中で「チーム医療」は,我が国の医療の在り方を変え得るキーワードとして注目されています。

WHOが2010年に発行した”Framework for action on interprofessional education & collaborative practice”では,主要メッセージの1つとして「連携医療とは,異なる専門分野の複数の医療従事者が患者,家族,介護者,コミュニティと連携して最高品質のケアを提供することである。連携医療により、医療従事者は、医療現場における目標達成を実現するスキルを持ち合わせたあらゆる個人との連携が可能となる。」と示しています。日本禁煙学会では,医師や看護師をはじめ,様々な職種が対象者の禁煙について学び,日々支援を行っています。昨今の医療ニーズの変化に伴い,それぞれの職種の専門性を高めるだけでなく,高い専門性をもつ職種が連携し,質の高い禁煙支援を提供できるような視点を養う必要があります。今回は,このような禁煙支援における多職種連携について,看護師の立場からお伝えします。

◆講演3 「禁煙支援面接の実際~心理師の立場から~」

田那村内科小児科医院、日本体育大学健康学科 三瓶舞紀子

禁煙外来を受診しても未だ禁煙に迷いがある方や、背景にある心理社会的課題が禁煙の妨げになっている方などを対象に、発表者は心理師として禁煙支援の面接を行っています。

いざ禁煙を決意して外来に来られた方でも、吸いたくなった時に吸わないままでいると「大変なことになってしまう」と感じがちです。実際には何が起こるのかを検証することなしに「もう、吸うしかない」と確信して再喫煙してしまっていることも少なくありません。一方で、病気になって制約の大きい生活になるのは避けたいなど、本来の望みを明確に認知できていなかったり、うっすら気が付いているのだけれど禁煙への不安や恐怖への対処がうまくいかず明確に認知することを無意識に避けてしまったりすることもあります。こうした患者へ認知的なアプローチを行うことで禁煙へとつなげていく方法を、実例を交えてご紹介したいと思います。

 

第26回禁煙治療セミナー   終了しました 

※ 2022/03/10 12:00迄にお申し込みされた方は、3/10 16:30過ぎにdesk@nosmoke55.jpより 件名「【重要】第26回禁煙治療セミナー 受講票」を送信いたしましたのでご確認ください。

gmailでお申し込みの方で送信エラーになった方は日本禁煙学会のtcML用のgmailで再送しております。@gmail.com   のアドレスは tcjstc です)

この後も引き続き、3/30 正午まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は3/31 10時までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。

今回は、コロナ禍、チャンピックス欠品においても禁煙外来を継続するための具体的な方法等について、4名の専門家から解説いただきます。視聴可能期間中、質問があればフォームから講師に質問することもできます。

 

日時:日時(動画公開期間):2022年3月13日(日)10:00 ~3月31日(木)10:00

担当委員:川合厚子、安陪隆明、加濃正人

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

 

テーマ:禁煙外来継続のために

プログラム:
講演1(約30分)「禁煙治療のための標準手順書第8.1版について」飯田真美先生

講演2(約30分)「ニコチン置換療法を再考する」相澤政明先生

講演3(約60分)「禁煙外来での遠隔(オンライン)診療」田那村雅子先生

講演4(約60分)「産業領域でのオンライン禁煙診療について」石澤哲郎先生

要旨:

講演1 「禁煙治療のための標準手順書第8.1版について」

地方独立行政法人岐阜県総合医療センター 副院長兼内科部長  飯田 真美 先生

2006年に禁煙治療が保険適応となってから約16年が経った。その間に数回の診療報酬改定があり、禁煙治療のための標準手順書はその都度適宜修正されてきた。2016年に患者要件のブリンクマン指数の規定の改訂に伴って若年者への保険適応の拡大が可能になり、2020年4月には加熱式タバコの禁煙、また、治療の一部期間に情報通信機器を用いた診療による保険治療が認められた。さらに、11月に医師が「処方」する行動変容によるアプローチである禁煙治療アプリとCOチェッカーが保険適用となったことを受け、2021年4月に第8版に改訂された。7月からバレニクリンの出荷停止に伴う禁煙治療現場の混乱があり、その対応として9月に第8.1版が出された。新型コロナウイルス感染症拡大に世界が大きく揺れている時代にあっても、禁煙は最も確実にかつ短期的に大量の重篤な疾病や死亡を減らすことのできる方法である。禁煙治療の基本ともいうべき最新の「禁煙治療のための標準手順書第8.1版」について改訂点を含め解説する。

 

講演2 「ニコチン置換療法を再考する」

相模台病院薬剤部 相澤 政明 先生

禁煙治療における薬物療法は、ニコチン製剤(ニコチンガム、ニコチンパッチ)と非ニコチン製剤(バレニクリン)がある。2022年1月現在、バレニクリン(チャンピックス錠®)は、製薬企業が出荷を保留しているため入手できず、使用が困難な状況である。そこで、本セミナーではニコチン製剤を使用した「ニコチン置換療法」について概説する。

ニコチン置換療法は、ガム、パッチに含有させたニコチンを体内に吸収させることにより、禁煙による離脱症状を軽減し禁煙に導く方法である。ニコチンパッチは皮膚に貼付後、徐々にニコチンが放出されるよう製剤設計されており、投与後のニコチン血中濃上昇は喫煙に比べると緩徐であるため依存にならない。近年、使用者が増加している加熱式タバコIQOSは、紙巻タバコと同様のニコチン体内動態を示すことから、IQOS使用者に対するニコチン置換療法は有用であると推察できる。ニコチン製剤の添付文書上の「禁忌」についても再確認しておく必要がある。

 

講演3 「禁煙外来での遠隔(オンライン)診療」

田那村内科小児科 副院長 田那村 雅子 先生

オンライン診療は、様々な理由で定期的な通院が困難な患者にとっての利便性の他、感染防御の観点からも優位性がある。新型コロナウイルス感染症に係る特例的扱いとして、2021年4月からは初診からのオンライン診療が容認され、今後の恒久化の方針が決まっている。

中でも禁煙治療は、2017年より健保組合等が実施する自費の場合、対面なしでの完全オンライン診療が認められ、保険での禁煙診療においても、2020年4月からオンラインでの管理料が設定され、最もオンライン診療の導入が進んでいる領域といえる。

長年禁煙外来を続け、自費および保険でのオンライン診療も実施している経験より、オンライン診療に必要な準備や対面診療との違い、また医療機関側・患者側双方から考えるオンライン診療での利点・欠点などについて概論したい。

 

講演4 「産業領域でのオンライン禁煙診療について」

ワーカーズクリニック銀座院長 石澤 哲郎先生

就労者に対する禁煙対策は、早期の禁煙介入による多くのメリットに加え、健康経営優良法人の認定指標に禁煙対策が組み込まれていることや、健康保険組合の医療費抑制の観点から、社会的に注目されている。

これに関連し、2017年7月の厚生労働省通知により、健康保険組合などが主導する従業員向け禁煙治療では一度も対面診療を行わない「完全オンライン禁煙診療」が可能となった。

本分野で日本最大手のリンケージ社のプログラムでは、健康増進法の改正や新型コロナウイルス感染症の流行によるオンライン診療のニーズ増加などが追い風となり、2021年11月時点で11000人以上の就労者にオンライン禁煙プログラムを提供している。演者自身も、クリニックの開業から2年半で2000人以上のオンライン診療に関わってきた。本発表ではオンライン禁煙診療の進め方やこれまでの実績、診療経験を報告し、オンライン禁煙診療のメリットや今後の課題などについて考察する。

 

第25回禁煙治療セミナー  終了しました

※ 2021/10/14 20:00迄にお申し込みされた方は、10/14 20:30過ぎにdesk@nosmoke55.jpより 件名「【重要】第25回禁煙治療セミナー 受講票」を送信いたしましたのでご確認ください。

開催日10/16正午までお申し込みの方には全員受講票を送信済みです。

この後も引き続き、10/29日まで受付可能といたしますが、視聴可能期間は10/31までとなりますので視聴期間をご確認の上、お申し込みください。

 

第15回学術総会に併催して、第25回禁煙治療セミナーを開催します。

前回、前々回に引き続き、オンデマンド動画配信形式での開催ですので、開催期間内にいつでもご自宅や職場から視聴・受講いただくことができ、視聴いただくことで受講修了となります(日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会)。今回は、ステイホーム推奨下において増加している受動喫煙の被害者を支援する具体的な方法や注意点について、3名の専門家から解説いただきます。視聴可能期間中、質問があればフォームから講師に質問することもできます。

 

日時:日時(動画公開期間):2021年10月16日(土) ~10月31日(日)(予定)

担当委員:加濃正人、川合厚子、三瓶舞紀子、清水隆裕

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:受動喫煙被害者支援

講演1(約60分)

・演題:「改正健康増進法」と「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」を根拠に進める公共的施設、職域、私的空間の喫煙対策

・演者:産業医科大学 産業生態科学研究所 教授 大和 浩先生

・要旨

改正健康増進法が2020年4月に全面施行され、「望まない受動喫煙をなくす」ことが義務となった。分野ごとに望ましい受動喫煙対策を列挙する。

1.第一種施設(学校、病院、行政機関等):敷地内禁煙が求められ、東京都庁、秋田県庁、沖縄各県庁など多くの自治体が敷地内全面禁煙となった。特定屋外喫煙場所を設置した場合、風下25メートルで「望まない受動喫煙」が発生すること(Yamato H. Kobe J Med Sci.2013)、清掃業者の職業的な受動喫煙を解決できないことから、敷地内全面禁煙と周辺道路の禁煙化を。

2.第二種施設(国会、企業、飲食店等):原則屋内禁煙が求められた。喫煙専用室の設置が認められているが、技術的基準(出入口で0.2m/sの風速)を満たしてもタバコ煙の漏れは防止できない(大和ら. 保健医療科学. 2015)。清掃時の高濃度の受動喫煙を解消するために、喫煙専用室を設けずに屋内を全面禁煙を。

3.既存特定飲食提供施設:既存の小規模飲食店は全面喫煙や喫煙可能室の設置を選択することが認められてはいるが、従業員と経営者が受動喫煙に長期間曝露される。少なくとも東京都や千葉市の条例のように「同居する親族以外の従業員を雇用する場合は禁煙」とすること、オーナー自身の健康被害を防止するために海外のように例外のない屋内全面禁煙化を。

4.飲食店における加熱式タバコ専用室:飲食が可能な加熱式タバコ専用室を設置した場合、従業員が加熱式タバコの受動喫煙に曝露される。世界保健機関が指摘するように加熱式タバコも紙巻きタバコ同様の規制に。

5.屋外や家庭:屋外や家庭でも望まない受動喫煙が発生しないよう配慮することが求められている。集合住宅のベランダで喫煙した場合、隣接する他家で受動喫煙が発生する(Yamato. J UOEH.2020)。ベランダは専有空間ではあるが、住民全体の共有空間として喫煙を禁止に。

6.新型コロナウイルス対策:喫煙室は典型的な3密(密閉、密集、密接)、屋外の喫煙コーナーも2密(密集、密接)であり、感染防止のために閉鎖を。

7.三次喫煙対策:口腔・気管支粘膜に付着したタール粒子からは少なくとも45分間、有害なガス状成分を発生する。就業前から昼休憩、残業時間の喫煙を禁止を。

吸える場所をなくすことで禁煙企図を高め、禁煙外来へ誘導することが根本的な対策に繋がることを解説する。

 

講演2(約60分)

・演題:受動喫煙症 診断書作成の手順・注意点

・演者:道北勤医協 旭川北医院院長、日本禁煙学会理事 松崎道幸先生

・要旨

最近は受動喫煙の発生源が特定しやすいオフィスだけでなく、新型コロナのために在宅時間が長くなり、集合住宅における受動喫煙問題も増えている。受動喫煙による体調不良に悩まされる方々はまず一般のクリニックに相談に来られることが多い。受動喫煙症の診断書についても、このような状況への適応が必要と考えて以下の諸点を呈示する。

1.どのようなときに診断書が必要か:受動喫煙とは、タバコ製品(シガレット、加熱式タバコ、電子タバコ)の使用で発生するエアロゾル(セカンドハンド・スモーク)だけでなく、臭気(サードハンド・スモーク)ばく露も含まれる。それらによる急性および慢性の体調不良あるいは疾病が発症した場合、受動喫煙症診断書が必要となる。

2.受動喫煙と体調不良の関係を具体的に記述することが重要:受動喫煙の発生場所(職場、飲食サービス施設、家庭、屋外など)、受動喫煙の程度(1日あたりの曝露時間、オフィスの面積、喫煙者数など)、受動喫煙の有無による症状・体調の変化(休日は症状なし、出勤すると再発するなど)。相談者に体調不良状況を日記、メモ、メールの形で出来るだけ詳しく記録しておくよう告げることも重要。

3.「受動喫煙症」という診断名は必ずしも必要ではない:受動喫煙によって発症することが確認されている体調不良(頭痛、粘膜刺激症状など)や疾患(上気道炎、気管支喘息、肺がん、心臓病など)があり、それが受動喫煙と関連していると医学的に判断できる旨を記載する。例えば「受動喫煙による気管支喘息」という診断名でもよい。また、「受動喫煙が原因となっている可能性が高い」という表現も可能である。

4.厳密な因果関係・鑑別診断の検討は専門家と相談:前記の診断書発行で解決する受動喫煙事案もあるが、因果関係などに論議が生じ、訴訟に至る可能性も少なくない。このような場合は、受動喫煙問題に専門的経験を持つ人々(日本禁煙学会など)に相談をお勧めしたい。

 

講演3(約60分)

・演題:受動喫煙被害者の支援 ~法的又は実務的対応方法について~

・演者:Wealth Management 法律事務所 弁護士 片山 律先生

・要旨

受動喫煙による被害は社会生活上の様々な場面で生じるが、法的紛争として交渉事件や裁判手続に進んできたのは、職場における受動喫煙被害が主たるものであった。職場における受動喫煙被害については、従前は、雇用主の安全配慮義務違反を争点として争われることが多かったが、労働者の受動喫煙防止対策に関する事業者の努力義務を規定した改正労働安全法施行(2015年6月1日)を契機に、あからさまな職場における受動喫煙被害は減少してきていると思われる。更に、2020年に施行された改正健康増進法や東京都受動喫煙防止条例等により、一般的な配慮義務も規定されたことから、相当広範囲の職場において、その程度や内容は争われる可能性があるものの受動喫煙防止義務は雇用主の債務ないし義務となること自体はほぼ確定したといえる。

職場における受動喫煙被害に代わって、顕著に相談件数が増加しているのが、住環境における受動喫煙被害の相談あるいは紛争である。住環境における受動喫煙被害の場合、これまでは近隣の住民に対して受動喫煙防止を義務付ける根拠規定は民法上の不法行為規定しかなく、いわゆるベランダ受動喫煙訴訟(名古屋地裁H24.12.13)の判旨を基にした不法行為構成による交渉を余儀なくされてきた。しかしながら、交渉の結果、受動喫煙被害の解消や減少に結び付いた事例も少なくない。施行済みの改正健康増進法や東京都受動喫煙防止条例が規定する一般的配慮義務は、住環境における受動喫煙防止義務違反という不法行為を基礎づける根拠規定となり得るが、法律や条例自体が受動喫煙被害の防止について喫煙室設置を認めるなど完全な受動喫煙防止措置を定めていないことから自ずと限界もある。近年は、ベランダなどの共用部分については禁煙とする集合住宅も増えてきており、住環境における受動喫煙被害の相談には、居室での喫煙による受動喫煙被害や集合住宅ではない戸建て住宅における受動喫煙被害等も増えてきている。

また、東京都子どもを受動喫煙から守る条例等など、公園、コンビニエンストア、屋外喫煙所等住環境以外での受動喫煙被害を防止するための根拠規定となり得る規制も成立してきている。

減少傾向にあるとはいえ、職場における受動喫煙被害をめぐる紛争は未だに残っているし、住環境における受動喫煙被害をめぐる紛争やコンビニエンスストアや屋外喫煙所における受動喫煙被害は現在進行形の問題である。

これらの多様な受動喫煙被害に対してのこれまでの相談、交渉、法的手続のいくつかの事例を参考に、また、改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例その他の条例等を踏まえて、受動喫煙被害者の効果的、実務的な支援方法について考察する。

 

第24回禁煙治療セミナー  受付終了 視聴は4/11正午まで

2021/3/23 再送メール配信済です。

お申し込みされた参加者全員の方に「【再送・PDF添付無し版】第24回禁煙治療セミナー受講票 2021/3/21【オンデマンド】」メールを再送させて頂きました。

届いていないとお問い合わせがあった方のほとんどが迷惑メールに入っているケースでしたので、今一度ご確認をお願いいたします。

 

本セミナーはオンデマンドの動画配信と、フォームを利用した質疑応答を組み合わせた形です。配信期間中に自宅等で視聴いただくことができ、フォームから講師への質問もできます。視聴いただくことでセミナー受講修了となり、日本禁煙学会認定単位10単位付与、禁煙サポーター認定講習受講となります(受講証の発行はありません)。

 

日時:日時(動画公開期間):2021年3月21日(日)正午 ~4月11日(日)正午

担当委員:加濃正人、川合厚子、三瓶舞紀子、清水隆裕

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:禁煙指導に活かす認知行動療法(1)140分

・講師:洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長 伊藤絵美先生

・要旨:認知行動療法(CBT)は、ストレスやメンタルヘルスの問題に対するセルフヘルプの力を底上げするための心理療法のアプローチです。CBTではまず、その人の抱える問題を、「ストレッサー」と「ストレス反応」に分け、さらに「ストレス反応」を「認知(頭の中の思考やイメージ)」「気分・感情」「身体反応」「行動」の4領域に分けて、それらに気づきを向け、整理をします。この整理の作業自体にモニタリングやマインドフルネスの効果が見込めます。整理をするとたいてい悪循環が見えてきます。CBTの第2ステップは、その悪循環を解消するために、認知と行動に工夫を加えていきます。それを「コーピング」と呼びます。コーピングによって悪循環が解消され、セルフヘルプ力が増進するのです。本講では、CBTの基本的モデルや基本原則、そしてコミュニケーションや構造化のスキルについて提示し、それを禁煙の事例にどのように適用することができるか、事例を通じて紹介していきます。

○受講資格・参加費

以下のいずれかに該当する方

1) 日本禁煙学会会員(参加費2,000円)

2) 対人支援職(保健医療従事者、教育関係者等)(参加費4,000円)

 

○申込み締め切り:2021年3月15日(月)

○受講方法

・申し込み締め切り後に、「動画視聴ページURLとパスワード」「講師への質問入力フォームURL」「講師からの回答シートURL」をお送りします。

オンデマンドのID、パスワードの配布は

非会員様は3/17(水)

2021年度会費の納入が3/17迄に確認できた会員様は3/18(木)に送信させて頂きました。会費未納の会員様にも3/18(木)にメールで再度未納のお知らせメールを送信しております。

3/21(日)の午後、お申し込み頂いた全ての方に配信済です。

2021/3/23(水) 再送メール配信済です。PDF添付が届かないというお問い合わせがありましたのでお申し込みされた参加者全員の方に「【再送・PDF添付無し版】第24回禁煙治療セミナー受講票 2021/3/21【オンデマンド】」メールを再送させて頂きました。

メールがと届いていないという方はご連絡ください。

視聴は4/11正午までとなります。

 

・動画公開期間中(2021年3月21日(日)正午 ~4月11日(日)正午)に動画を視聴ください。

・動画公開期間中、「講師への質問入力フォーム」に質問を書き込むことができます。

・動画公開期間終了後1週間程度を目処に、講師が質問に回答します。回答は「講師からの回答シート」でご確認ください(1か月程度公開予定)。

 

○禁止事項

・動画視聴用URLおよびパスワードを申込者以外に知らせる行為

・動画の録画、録音、ダウンロード、写真撮影(スクリーンショットを含む)

・配付資料の他者への譲渡、公開

 

第23回禁煙治療セミナー  受付終了しました

開催が順延された2020年3月セミナーの繰り越し開催になります。

3月のセミナーに申し込みをされた方は無料で受講できます(※対象の方は9月3日にメールでご連絡済です。)

本セミナーはオンデマンドの動画配信形式となり、配信期間中にご自宅等で視聴いただくことができます。視聴いただいたことでセミナー受講修了となり、日本禁煙学会認定単位10単位付与、禁煙サポーター認定講習受講となります(受講証の発行はありません)。

日時:2020年11月14日9:00~11月14日27日17:00までの14日間の配信となります。

担当委員:加濃正人

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:

第1部)「新型タバコ時代の禁煙支援」40分間(予定)

田淵貴大先生(地方独立行政法人大阪府立病院機構/大阪国際がんセンター/がん対策センター疫学統計部)

今まさに、タバコに関して新しい社会問題が巻き起こってきています。新型タバコ問題です。アイコスやグローなどの加熱式タバコやBluなどの電子タバコが日本で急激に普及してきています。我々が2018年に実施した調査では、日本の成人の約10%もの人が新型タバコを吸っていると分かりました。

加熱式タバコが普及してからの期間が短く、まだ研究も少なく、新型タバコにより病気になるリスクには不明な点が多くあります。しかし、すでに多くの人が新型タバコを吸っていますから、今ある情報をもとに新型タバコの害をどう考え、我々の社会は新型タバコに対してどう向き合うのか、できるだけ早急に決めていかなければなりません。

第2部)「『教え方9つの掟』~禁煙教育・禁煙講話をデザインしてみよう」120分間(予定)+教材学習

柴田喜幸先生(産業医科大学 産業医実務研修センター)

「教え方・伝え方」を学ばれたことはありますか?

皆さんは、喫煙そのものの専門知識を豊富にお持ちと拝察します。しかし、そうしたお宝も肝心の相手に「伝わらない」とあまり意味をなしません。そこで登場するのが本講のキーワード、教え方の技術「ID」(Instructional Design;教育設計学)です。

今回はこのIDの知見を活用し、禁煙教育・禁煙講話プログラムの作成を体験いただきます。ご自身が相手にする「具体的な受講者像」を浮かべながらご参加ください!

 

・受講方法:申込み締め切り後に配付資料(PDF)、動画視聴のためのURL、パスワードをお送りします。11月14日9時以降公開期間中に動画を視聴ください(公開期間は2020年11月14日9:00~11月14日27日17:00までの14日間の配信)

 

重要(3月にセミナーお申し込みの方へ)メールが届かないという方はこちらにお知らせしたメールを掲載したしますので、届くメールでお問い合わせをお願い致します。

 長らくお待たせいたしましたが、3月に東京の禁煙治療セミナーにお申し込みされた会員様は、全て今回の福島のオンデマンドに順延となります。

お知らせが遅くなりましたが、内容が確定致しましたのでこの度、ご連絡のメールを本日9月3日に送信いたしました。尚、過去の3月のメール配信当初、福島への来訪の順延が難しい会員様の考慮も含めた選択肢もありましたが、今回オンデマンドとなったため、全て白紙に戻させて頂きますのでよろしくお願いいたします。(非会員様につきましては福島へ順延を選択された方が対象となります)

第23回禁煙治療セミナーは開催が順延された2020年3月セミナーの繰り越し開催になります。

オンデマンドのID、パスワードの配布は開催の2日前までに送付いたします。

3月のセミナーに申し込みをされた方は新規申込手続きは不要で受講できます。

本セミナーはオンデマンドの動画配信形式となり、配信期間中にご自宅等で視聴いただくことができます。視聴いただいたことでセミナー受講修了となり、日本禁煙学会認定単位10単位付与、禁煙サポーター認定講習受講となります(受講証の発行はありません)。

会員様で禁煙サポーターご希望の方で禁煙サポーター代3000円を未納の方はお支払い確認後、配信終了後に認定証を発行させて頂きます。(お支払いを確認されております会員様は配信終了後に認定証をご郵送させて頂きます)

郵便振替:00170-9-649376 日本禁煙学会

オンデマンド配信は2週間ございますので必ずご視聴下さいますようお願い致します。万が一、期間中にご視聴されなかった場合でもこれ以上の振替、順延はございませんのでご了承ください。

 

(過去の連絡事項)

会員様に下記のメールでご連絡した内容は全て白紙となりますのでご了承ください。

認定試験、禁煙治療セミナーは順延します。

これは福島総会(11月15日)に振替できます。

※3月2日にメールで順延振替先の回答のURLを送りましたので3月19日までにご回答をよろしくお願い致します。メールが未着の場合はご連絡ください。

 

回答済の皆様へ(2020/3/11)

振替先を3/21東京に選択された方は3/11にメールにてご連絡いたしましたのでご確認ください。(非会員様につきましては福島以外を選択された方にメールでご連絡致しました)

日時:2020年3月22日(日曜日)13時~16時50分(12時30分受付開始)時間変更の可能性あり

会場:国立がん研究センター新研究棟大会議室 (東京)
座長:禁煙治療と支援委員会委員長・兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長 藤原 久義

   禁煙治療と支援委員会副委員長・NPO法人禁煙みやぎ理事長      山本 蒔子

担当委員:加濃正人


日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:

第1部)「新型タバコ時代の禁煙支援」13時00分~13時40分

田淵貴大先生(地方独立行政法人大阪府立病院機構/大阪国際がんセンター/がん対策センター疫学統計部)

 

今まさに、タバコに関して新しい社会問題が巻き起こってきています。新型タバコ問題です。アイコスやグローなどの加熱式タバコやBluなどの電子タバコが日本で急激に普及してきています。我々が2018年に実施した調査では、日本の成人の約10%もの人が新型タバコを吸っていると分かりました。

加熱式タバコが普及してからの期間が短く、まだ研究も少なく、新型タバコにより病気になるリスクには不明な点が多くあります。しかし、すでに多くの人が新型タバコを吸っていますから、今ある情報をもとに新型タバコの害をどう考え、我々の社会は新型タバコに対してどう向き合うのか、できるだけ早急に決めていかなければなりません。

 

(休憩10分)

 

 第2部)「『教え方9つの掟』~禁煙教育・禁煙講話をデザインしてみよう」13時50分~16時50分

柴田喜幸先生(産業医科大学 産業医実務研修センター)

 

「教え方・伝え方」を学ばれたことはありますか?

皆さんは、喫煙そのものの専門知識を豊富にお持ちと拝察します。しかし、そうしたお宝も肝心の相手に「伝わらない」とあまり意味をなしません。そこで登場するのが本講のキーワード、教え方の技術「ID」(Instructional Design;教育設計学)です。

今回はこのIDの知見を活用し、禁煙教育・禁煙講話プログラムの作成を体験いただきます。

ご自身が相手にする「具体的な受講者像」を浮かべながらご参加ください!

受講資格・参加費

以下のいずれかに該当する方

1) 日本禁煙学会会員(参加費2,000円
2) 保健医療従事者(参加費4,000円
3) 教育関係者(参加費4,000円

※ 参加費は事前決済(Pay-Pal)となります。web上でお支払いください。
※ 会員として参加をご希望の非会員の方は、事前に入会申し込みをお願いいたします。
入会案内はこちら
※認定単位10単位・禁煙サポーター認定講座(日本禁煙学会会員のみ)

申込方法:3月17日(火)までに下記のWEBでお申し込みください。 

 


※ 当日は受講票を印刷してお持ちになってご来場ください。

 

セミナーご参加の皆さまへ

机の設置はありません。
クリップボード等のご用意をお願いいたします。

当日のセミナー会場の受付はプリントした受講票をお持ち下さりますようお願いいたします。

受付は3カ所となります。

①受講票あり → プリントした受講票をご提出して下さい。
②受講票忘れ(プリントされていない携帯画面等の表示もこちらになります)→ 出席一覧でお名前を確認致します。
③禁煙サポーター認定証引き換え票提出先(禁煙サポーター登録希望者でお支払い済でない方は精算後認定証をお渡しする形となります)

 

 

第22回禁煙治療セミナー  終了しました

日時:2019年11月4日(月曜日)13時~16時(12時40分受付開始)

会場:山形テルサ アプローズ
座長:禁煙治療と支援委員会委員長・兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長 藤原 久義

   禁煙治療と支援委員会副委員長・NPO法人禁煙みやぎ理事長      山本 蒔子

担当委員:高畑裕美


日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:動機づけ面接初級編

講師   予防医療研究所  磯村毅先生

新中川病院    加濃正人先生

  患者が禁煙外来を訪れるとき、禁煙することについて十分な動機を持っているとは限らない。一般外来、健診、保健指導の場における喫煙者であればなおさらだろう。このような状況で、禁煙の動機形成に役立つ方法が動機づけ面接(Motivational Interviewing;MI)である。動機づけ面接は、アルコール問題を抱える患者に対する介入研究において治療成績が良かった面接経過を解析することで、行動療法の専門家であるMiller WRとRollnick Sが体系化して発展させた。現在はアルコール治療のみならず、喫煙を含め各種依存症、食事や運動など健康行動、家庭問題、犯罪の再犯予防、各種治療アドヒアランス向上など行動変容問題全般に用いられ、多数のRCTやメタ解析によって効果が裏づけられている。本セミナーでは、動機づけ面接を知らない、あるいは数回程度までの研修会に参加した初心者向けに、実演と演習を交えて動機づけ面接の概要をモータースキル(体の動きで覚える技術)として学んでいただくことを目標とする。

なお本講座は、同じく初心者向けプログラムである、日本禁煙学会禁煙治療と支援委員会が主催する「タバコ依存症治療の専門家とサポーター育成研修会」とは別構成の内容となる。同研修会を受講した方でも、受講していない方であっても参加に差し支えはありません。

第21回禁煙治療セミナー  終了しました

日時:2019年2月10日(日曜日)13時半~16時半(13時受付開始)

会場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)10F会議室1009
座長:禁煙治療と支援委員会委員長・兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長 藤原 久義

   禁煙治療と支援委員会副委員長・NPO法人禁煙みやぎ理事長      山本 蒔子

担当委員:高畑裕美、三間聡、安陪隆明


日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:

第1部)「タバコで肺が壊されるーCOPDの脅威」13時30分~14時55分

黒澤 一先生 (東北大学大学院医学系研究科産業医学分野教授/東北大学環境・安全推進センター 教授 )

(休憩10分)

第2部)「加熱式タバコにどう対処するか?」15時05分~16時30分

田淵貴大先生 (地方独立行政法人大阪府立病院機構/大阪国際がんセンター/がん対策センター 疫学統計部 )

第20回禁煙治療セミナー  終了しました

日時:2018年11月11日(日曜日)13時~16時(12時半受付開始)

会場:サンポートホール高松 第2会場ホール棟5F第2小ホール

座長:禁煙治療と支援委員会委員長・兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長 藤原 久義

   禁煙治療と支援委員会副委員長・NPO法人禁煙みやぎ理事長      山本 蒔子

担当委員:加濃正人、 清水隆裕、土井たかし


日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ:動機づけ面接法 「加熱式タバコで禁煙始めました!」と言われたら?

    ~聞いてもらえる情報提供のしかた~

講師:松尾邦功先生 KUNIX禁煙コンサルタント代表    

   倉本剛史先生 在宅とつながるクリニック天草院長  

動機づけ面接法による効果については、害の教示などを主体とした一般的な助言に比べ 喫煙者の長期禁煙率を5.2倍に高めることが示されています。では、動機づけ面接法では、情報提供の仕方をどのように扱っているのでしょうか? 今回のワークショップでは、実際の実技演習を行います。伝えた方が良い大切なタバコの 情報を、効果的に伝える方法を身に着け、皆さんの持っている対応力にさらに磨きをかけていきましょう。

第19回禁煙治療セミナー  (終了しました)

日時:2018年3月18日(日曜日)13時半~16時半(13時受付開始)予定
会場:コングレスクエア日本橋

座長:禁煙治療と支援委員会委員長・兵庫県立尼崎総合医療センター院長 藤原 久義

   禁煙治療と支援委員会副委員長・NPO法人禁煙みやぎ理事長      山本 蒔子

担当委員:岐阜県総合医療センター主任部長兼内科部長  飯田真美

     鳥取大学医学部薬物治療学教授        長谷川純一


日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

第1部  13:30~14:55

加熱式タバコ&電子タバコ ― その成分、使用状況と使用者に対する対応 ―

・加熱式タバコ,電子タバコとは何か? ~新型タバコおよび関連商品をめぐる課題~

国立保健医療科学院 生活環境研究部部長   欅田尚樹先生

・なぜ、加熱式タバコはダメなのか?- 使用者に対する対応

岡山済生会総合病院内科 内科診療部長 川井治之先生

総合討論 25分

(休憩10分)

第2部.15:05~16:30

遠隔診療 ― 現状と将来の展望 ―  

・海外の現状とアプリ治療

日本赤十字社医療センター呼吸器内科/株式会社キュア・アップ代表取締役社長 佐竹晃太先生

・オンライン診療の現状と今後の展望

株式会社メドレーCLINICS事業部GR担当         川田裕美先生

総合討論 25分

 

第18回禁煙治療セミナー (終了しました)

日時:2017年11月5日(日曜日)13時半~16時半(13時受付開始)
会場:テルサホール(大ホール)京都

座長:藤原 久義、 山本 蒔子
担当委員:土井 たかし、高野 義久

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

タイトル:「禁煙支援・治療に使える認知行動療法の基礎技法」 

講師:加濃正人先生(新中川病院 内科・神経科・禁煙外来)

   清水隆裕先生(ちばなクリニック 健康管理センター 医長)

   安陪隆明先生(安陪内科医院 院長)

認知行動療法を禁煙支援・治療に実践している3名の講師が、 解説、デモンストレーション、ロールプレイ、演習補助等で共同的にセミナーを進める。

 

第17回禁煙治療セミナー (終了しました)

日時:2017年3月26日(日曜日)13時半~16時半(13時受付開始)
会場:大阪国際会議場
座長:藤原 久義、 山本 蒔子
担当委員:山本蒔子、高畑裕美

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

1.新型タバコの取扱いを含む、今後のタバコ対策について

産業医科大学 産業生態科学研究所 健康開発科学研究室 大和 浩先生

 

2.全社員禁煙から得られたもの ~組織作りのダークホース~

アクロクエストテクノロジー株式会社 組織価値経営部 シニアマネージャ 鈴木達夫先生

 

3.単科精神科病院における敷地内禁煙化の取り組み ~4年間試行錯誤した多職種協働の禁煙化活動~

明生病院 佐藤英明先生

 

 

第16回禁煙治療セミナー (終了しました)

日時:2016年10月30日(日曜日)14時~17時(13時半受付開始)
会場:コングレスクエア日本橋

座長:藤原 久義、 山本 蒔子
担当委員:加濃正人、鬼澤重光、矢野直子

日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

●テーマ:「若年者の禁煙治療ー未成年者を含むー」

I.禁煙保険診療改定を踏まえた若年者の禁煙治療

1)若年者禁煙治療の実際 山形県立新庄病院 放射線部長 大竹修一

2)若年者禁煙治療の指針 社会医療法人公徳会トータルヘルスクリニック院長 川合厚子

 

II.若年者、特に未成年喫煙者に対する動機づけ面接法の実際

新中川病院 内科/神経科/禁煙外来 加濃正人

社会医療法人敬愛会ちばなクリニック健康管理センター医長 清水隆裕

 

 

第15回禁煙治療セミナー (終了しました)

日時:2016年3月20日(日曜日)13時半~16時半(13時受付開始)
会場:大阪国際会議場
座長:藤原 久義、 山本 蒔子
担当委員:矢野直子、髙畑裕美、土井たかし
日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

1.タバコと消化器疾患(80分)
茨城県立中央病院 消化器内科部長 天貝賢二氏
2.タバコと認知症 (45分)
土井内科医院 土井たかし氏
3.受動喫煙と社会環境~虐待など~(45分)
日赤医療センター 矢野直子氏

 

 

第14回禁煙治療セミナー(終了しました)

日時:2015年11月22日(日曜日)9時~12時(8時30分受付開始)
会場:熊本国際交流会館6Fホール(第4会場) シアタースタイルで230席
座長:藤原 久義、 山本 蒔子
担当委員:清水隆裕、倉本剛史
日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

プログラム

テーマ : 動機づけ面接
・ 動機づけ面接とは
・ 抵抗(不協和・維持トーク)への対応

講師
北田雅子(札幌学院大学人文学部こども発達学科 教授 MIトレーナー)
瀬在 泉(防衛医科大学校医学教育部看護学科 保健師 MIトレーナー)

 

 

過去の禁煙治療セミナー

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